職場で起こりうる代表的なハラスメントの種類一覧
パワハラ・セクハラ以外にも気を付けないといけない行為がたくさんありますパワハラやセクハラに対しては、すでに会社も予防措置を取っていることでしょう。
ですが、職場で起こりうるハラスメントはパワハラ・セクハラだけではありません。
もちろんハラスメントの名前を知っていればよいというわけではありません。
とはいうものの「こんなこともハラスメントに当たるんだ」と知っておくだけでも、ハラスメント防止に効果はあるかもしれません。
パワハラやセクハラ以外で、職場で起こりうるハラスメントを紹介します。
目次
リモートハラスメント(リモハラ)
テレワークやオンライン会議のような、いわゆるリモート環境で起こるハラスメントです。
はからずもWebカメラを通して在宅している社員の部屋をのぞき見できるようになるので、不用意な発言にはくれぐれも気をつけましょう。
どんな事例がリモハラに当たるのかを紹介します。
セカンドハラスメント(セカハラ)
ハラスメント被害者が会社に相談したとします。
このとき相談窓口が被害者を非難したり、相談内容を不用意に口外したりすると、この被害者はどんな気持ちになるでしょうか。被害者は二次被害に苦しむことになります。
では、どんな行為に注意したらよいのかを調べてみました。
ハラスメントハラスメント(ハラハラ)
適切な指導の範囲で注意したにもかかわらず、当人が不快に感じた行為に対し、なんでもかんでも「ハラスメントだ」と訴えるケースが見受けられます。
風変わりな表現に見えるかもしれませんが、こういったケースを称したハラスメントがあります。
過剰反応が起きないようにするにはどうしたらよいのかを考えてみました。
就活終われハラスメント(オワハラ)
内定者には他ではなく自社に入社してもらいたいという気持ちは、どの会社も変わりません。
ですが、無理やり内定者を囲い込もうとするのは問題です。
就職活動におけるNG行為の何がオワハラに当たるのかを見てみましょう。
ワクチンハラスメント(ワクハラ)
新型コロナウイルスの感染防止対策として、ワクチン接種があります。
各人それぞれの意見や事情はあるかと思われますが、ワクチンを接種していない社員に対して一方的に不利益を与えるような処置はNGです。
どんな行為がワクハラとなる差別的行為になるのか、注意すべき行為を挙げてみました。
ハラスメントは他にもたくさん!
以上が、パワハラ・セクハラ以外で職場で起こりうるハラスメントです。
もちろん、ハラスメントといえば何でも通るというわけではないでしょう。
ただ、それほど相手が不快に感じる行為があるということなのでしょうね。
挙げだすとキリがありませんが、他にもこんなハラスメントがあります。
- スメルハラスメント(スメハラ)
香水の付けすぎで周囲が不快に感じる、など臭いに関するもの - アルコールハラスメント(アルハラ)
飲めない人に無理やりお酒を飲ませようとする行為など - ケアハラスメント(ケアハラ)
親の介護のために残業できない社員に対して嫌味を言う、など - テクノロジーハラスメント(テクハラ)
ITに弱い社員に対してバカにした態度をとる、など
パワハラもセクハラも相談件数が増えているといいます。ですが、じつは昔からハラスメントはあったものの、これまでは声を上げづらかっただけだという意見もあります。
だとすると、今は声を上げやすくなったからこそ、さまざまなハラスメントが可視化されているのかもしれません。
いずれにしてもレッテルを貼って片づけるのではなくて、みんなが快適に働ける職場環境を作ることを心がけたいものですね。