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ハラスメントの二次被害!セカンドハラスメントとは

ハラスメント相談窓口が加害者になることも!?
 

ハラスメント被害者が会社に相談したとします。
このとき被害者を非難したり、相談内容を無断で暴露したりするなどして、被害者にさらなる苦痛を与える行為がセカンドハラスメントです。
略して「セカハラ」ともいいますが、つまりはハラスメントの二次被害です。

ハラスメント相談窓口がやってしまうセカハラ

たとえば、ハラスメントの相談窓口にやってきた社員にこんな発言をした場合です。

  • あなたにも落ち度があったのではないか?
  • 昔はもっと大変だった。これくらい我慢しなさい
  • 騒ぎを大きくするなら、会社にいられなくなるぞ

ハラスメントに困って相談しに来たにもかかわらず、こんなことを言われたら被害者はどういう気持ちになるでしょうか。

ハラスメント相談窓口がセカンドハラスメントを行ってしまうケースは少なくないようです。
相談窓口はまず冷静に傾聴し、事実関係を明らかにすることを心がけましょう。

相談内容がばらされることで起きるセカハラ

内密に相談したにもかかわらず、上司や同僚に相談内容がばらされてしまう、というのもセカンドハラスメントのひとつです。

セクシャルハラスメントの場合、その内容がデリケートなことも少なくありません。
会社が良かれと思って動いたとしても、本人の同意なく広まってしまうと、被害者がさらに苦痛を感じることもあるかもしれません。

また、加害者と目される人が逆恨みしてしまうとなると、どうでしょうか。

ハラスメント相談窓口は対応にくれぐれもご注意を

ハラスメント被害者がさらに非難されてしまうようでは、せっかく相談窓口を作った意味がありません。
ハラスメント被害が勘違いだったというケースもあるのかもしれませんが、いきなり主観的に判断せず、まずは冷静に事実関係を明らかにすることが大切です。

相談窓口になる方はセカハラにくれぐれもご注意ください。

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