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なんでもハラスメントだと主張するハラスメントハラスメントとは?

適切な注意までパワハラに?
 

注意しただけでハラスメントを訴えられる?

ハラスメントハラスメントとはどういうことでしょうか。
自分が不快に感じた行為に対し、なんでもかんでも「ハラスメントだ」と訴える行為のことです。
略して「ハラハラ」です。

適切な方法で注意したにもかかわらず、突然「パワハラで訴える」と息巻く場合などが該当するでしょう。

パワハラやセクハラに対しては、だいぶ意識も高まってきてはいますが、どうしても個々人で認識に差が出てしまいます。
報道などでもよく見聞きするようになったので、ハラスメントに対する意識が強くなりやすいのかもしれませんね。

加害者がハラスメント被害を主張することも

ハラハラは今後、相談窓口をつとめる担当者が直面する問題かもしれません。
どういうことかというと
「わたしをハラスメント加害者扱いすることが、わたしへのハラスメントだ」
と怒る人がいるという問題です。

ハラスメントを受けたという相談があったとき、加害者と思われる人にも事情聴取を行います。
このとき、会社はまず相手が加害者だと決めつけず、事実関係を明らかにするために聞き取りを行うわけです。

ですが、呼び出された方が警戒してしまうこともあるでしょう。
まして当人にハラスメントをしたという自覚がない場合はなおさらです。
そんなときに「わたしを加害者扱いする会社の方がパワハラだ」と、もめるケースは実際にあると聞いています。

定期的なハラスメント研修で共通の理解を得よう

ハラスメントに対して声を上げやすくなったというのは、環境として前進した証拠ともいえます。

ただ、なかには過剰反応してしまう人も出てくるのかもしれません。

そもそも会社が講ずべきハラスメント防止措置として「ハラスメントの内容、方針等の明確化と周知・啓発」が挙げられています。
ですから、研修を実施することにより、社内でハラスメントについての共通認識を持てるようになるとよいのかもしれません。

適切な理解のもとに議論できるようになるためにも継続的な研修が行なえるとよいですね。

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