×

記事検索

商品検索

言葉に関する面白雑学・豆知識10選

語源をたどると、あの言葉にはこんな意味が?
 

なにげなく使っている言葉やよく見る単語にも、じつはこんなエピソードが……ということが。
・その言葉の本来の意味は?
・語源に、こんなエピソードがあったの!?
といった雑学・豆知識を10点まとめました。

昨今、テレワークのしすぎでリアルなコミュニケーションに戸惑う方もいらっしゃるとか。
そんなときの話題の切り口にいかがでしょう。

※諸説あって断定できないものもありますが、あくまで息抜きにどうぞ。

三国志は三つの国の志?

三国志の志は「こころざし」ではなくて、メモくらいの意味。日誌の誌に近いイメージでしょうか。
歴史的には後漢から晋に移る過渡期であったので、ひとつの王朝の歴史を書いた書物として「書」や「史」の言葉が使えなかったようです。

それでも、中国の王朝の正史を伝える二十四史(史記から明史まで)には含まれているのが面白いところです。

音読み、訓読みは区別できますか?

「菊(きく)」は音読み。訓読みはありません。

菊は中国から輸入された花で、もともと日本には自生していませんでした。
いわば外来語であって、そのため「きく」は音読みになります。

菊は平安時代の初期には日本に伝来していたようで、古今和歌集あたりから菊を詠んだ歌が見られるようになります。

幸せという字の意外な成り立ち

「幸」という漢字の成り立ちをたどると、手かせを表す象形文字に突き当たります。「手かせをはめられなくて幸せ」という意味だとか。

幸という部首がつく「執」も、もともと手かせをはめてしっかりとつかまえておくことを表しているそうです。

自分のことを何と呼んでますか?

「俺」という言葉は「おのれ」が詰まった言葉です。
そもそもはたんに自分を指す言葉として男女関係なく使われていたようです。
(もっと昔にさかのぼると二人称だったという話も……)

「僕」という言葉は「下僕」に由来し、明治以降に流行した言葉です。
当時は「ただの流行り言葉で、どうせすぐに廃れる」と思われていたそうです。

昔のゲームのデータ容量のやりくり

往年の名作RPG「ドラゴンクエスト」ではROM容量を抑えるため、平仮名の「へ」で片仮名の「ヘ」も代用しています。
今では想像もつきませんが、初期のスーパーファミコンのゲームソフトでさえフロッピーディスク1枚にも満たない容量だったようです。

流行に敏感です

ミーハーという言葉はカタカナで書きますが外来語でも何でもありません。

「みいちゃん、はあちゃん」に由来しており、江戸時代に多い名前だった「おみよちゃん」と「お花ちゃん」が元になっているという説があります。

戦艦大和が超ド級

超ド級の「ド」はイギリスの戦艦ドレッドノートから。
ドレッドノートを超えるサイズが超ド級というわけです。

漢字で超弩級と書くことがありますが、弩はただの当て字です。

ちなみに、さらに大きなサイズを表す超々弩級、超々々弩級という言葉も使われたとか、使われなかったとか。

勘違いから生まれたフランス語

フランス語でネクタイを意味する「クラヴァット(cravate)」はもともとクロアチア兵を指す言葉。
クロアチア兵が首に巻いているスカーフを見た、フランスの王様が「あれは何だ」と聞いたのを勘違いして「クロアチア人です」と答えたことからきています。

ミョウガを食べると忘れっぽくなる?

ミョウガ(茗荷)を食べると物忘れがひどくなるといいます。
なぜ、そんなことがいわれるのでしょうか。

かつて釈迦の弟子に周利槃特(しゅりはんどく)という人がいて、この人が自分の名前さえ忘れてしまうほど物忘れがひどいので、つねに自分の名前を書いた旗を背負わされていました。

この周利槃特のお墓の周りに生えた草がミョウガで、周利槃特が「名」を「荷った」エピソードを踏まえて、さらに「名」に草冠を付けて「茗荷」と名付けられたとか。
そのためミョウガ(茗荷)を食べると物忘れをしやすくなるといわれるようになりました。

アカデミー賞といえば、これです

アカデミー賞で授与される男性の立像を「オスカー像」といいます。
一説には、ある事務局員が「おじさんのオスカーにそっくりだ」といったことから広まったということです。
像のモデルについても諸説ありますが、像のモデルの名前がオスカーであったわけではありません。

なお、オスカー像自体は正式にはAcademy Award of Meritという名前があり、アールデコ様式で作られた騎士の像だということです。

食べ物に関する面白雑学・豆知識10選

お買い物カゴに追加しました。