説明
株式の意味や株主の権利、株主総会の意義、会社の機関設計などから、2021年3月から行われる株主総会や取締役の報酬などに関するルールの改正、子会社化の新たな方法などまで、図表をまじえてやさしく解説。最新の会社法の全体像を理解できる一冊です。
出版社からのコメント
たくさんの人に関係のある会社法をわかりやすく解説
会社法は、会社の設立、組織、運営などについてルールを定めたもの。
したがって、利益を上げたい経営者はもちろん、よりたくさんの配当を望む株主、また、継続して商売をしたい取引先、勤めている社員にとっても、 押さえておくべき法律なのです。
ただし、法律ですから難しい言い回しもあり、簡単に理解できるわけではありません。
そこで、原則、2ページ読み切り形式で図表をまじえて会社法をわかりやすく解説したのが本書です。
会社法を学ぶ人から実務で会社法を知りたい人まで、たくさんの人に役立つよう、わかりやすく正確に、最新の会社法が説明されています。
2021年3月施行の令和元年改正法に対応
2021年3月1日から施行される改正会社法では、たくさんの会社に影響を及ぼす改正が行われます。
大きなポイントは、株主総会に関するルールの改正、取締役の報酬や社外取締役に関するルールの改正、子会社化の新たな方法などです。
日本商工会議所・東京商工会議所「会社法制の見直しに関する検討準備会」委員を務めた著者が、改正のポイントをわかりやすく説明しています。改正点ばかりではありません。
「取締役はどんな責任を負うのか」「株主の権利にはどんなものがあるのか」など、素朴な疑問に答えつつ、株主総会の意義、機関設計、ファイナンスなど、幅広い会社法のテーマを取り上げているので、会社法全体を理解するのにうってつけの入門書です。
著者について
中島 成(なかしま なる)
昭和34年、大分県大分市生まれ。東京大学法学部卒。裁判官(名古屋地方裁判所)を経て、昭和63年4月弁護士となる(東京弁護士会所属)。
平成2年4月中島成法律事務所を東京都港区元赤坂に設立、事務所名を中島成総合法律事務所に改め、平成8年11月に東京都中央区銀座に移転。
日本商工会議所・東京商工会議所「会社法制の見直しに関する検討準備会」委員、東京商工会議所「経済法規・CSR委員会」委員、「経営安定特別相談室」商工調停士、「中小企業金融委員会」ワーキンググループアドバイザー等を務める。また、全国地方銀行協会研修所などでの講演も多数行う。
『図解でわかる会社法』『図解でわかる商法・小切手法』『入門の法律商法のしくみ』『これならわかる改正民法と不動産賃貸業』(以上、当社)、『民事再生法の解説』『個人情報保護法の解説』(以上、ネットスクール)など著書多数。
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