説明
この1冊で、自社に合った人事制度が設計できる
あなたの会社では、たとえば、こんな現象はありませんか?
・若いうちは給与が上がらない
・年齢給があるため、能力と評価は比例しない
・その結果、「できる若手」より「できない50代」のほうが評価されてしまう
=若い世代の離職率が高まる
これは、人事制度が今の会社の状況に合わなくなっている一例です。
日本の会社は長らく「新卒一括採用」「年功序列」「終身雇用」を採用していました。しかし、この「日本型雇用慣行」が完成したのは1955年前後、高度経済成長期の頃です。それから60年以上経ち、古い人事制度が日本の現状と合わなくなっています。
「働き方」をはじめ雇用情勢が大きく変わっているいまだからこそ、自社の人事制度も社会状況に合ったものに、そして自社の理念や戦略に合ったものに変えていかなければなりません。
時代と自社に合った制度に作り替えるための「人事制度の基本」がすべてある
変えていくためには、基本を知る必要があります。そこで本書では
・人事制度に含まれる諸制度
・人事制度設計の手順
・人事制度設計、変更にあたって重要な人事ポリシーの考え方
・人材を育てるための指針になる「45のコンピテンシー」
など、人事制度設計、運用の基本を1冊にまとめました。
著者プロフィール
西尾太(にしお・ふとし)
人事コンサルタント。フォー・ノーツ株式会社代表取締役社長。「人事の学校」主宰。1965年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。
いすゞ自動車労務部門、リクルート人材総合サービス部門を経て、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)にて人事部長、クリエーターエージェンシー業務を行なうクリーク・アンド・リバー社にて人事・総務部長を歴任。これまで1万人超の採用・昇格面接、管理職研修、階層別研修、人事担当者教育を行なう。
パーソナリティとキャリア形成を可視化する適性検査「B-CAV test」を開発し、統計学に基づいた科学的なフィードバック体制を確立する。中でも「年収の多寡は影響力に比例する」という持論は好評を博している。著書に『人事の超プロが明かす評価基準』(三笠書房)、『人事の超プロが本音で明かすアフターコロナの年収基準』(アルファポリス)、『なぜ、結果を出しているのに評価が低いのか?』(当社)などがある。
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