説明
中小企業が伸び悩む理由のひとつが、「若い社員の離職率の高さ」と
一般社員を管理・指導する中間層の薄さ=「リーダー人材の指導力不足」です。
なぜ、そんな事態に陥ってしまうのでしょう?
その理由のひとつは、「賃金の納得度」の低さにありました!
著者は18年間で約500社を成長に導いた「人事評価制度の駆け込み寺」
著者は独自の方法で、中小企業を成功に導いてきた人事評価制度支援コンサルタント。
創業以来18年間で、1000社以上の経営計画と人事制度を研究して
オリジナルの人事評価制度である「ビジョン実現型人事評価制度」を生み出し、
480社以上のコンサルティングを行なってきました。
満を持して送り出す「賃金制度」の決定版
「ビジョン実現型人事評価制度」は「評価制度」「昇進昇格制度」「賃金制度」から成り立ちます。
「適切な人事評価」→「適切な昇進昇格」→「納得できる賃金」がそろってはじめて、
中小企業に人が定着し、成長し、その結果、企業も成長できるのです。
どれが欠けても、中小企業の成長は不可能。
しかし、給与や賞与の額は社長の独断で決まっていたり、「前職の給与ベース」が慣例になっていて
支給基準が使用されていなかったり、「賃金制度」はなし崩し的に運用している会社が多いのです!
「評価制度」を整えても、柱のひとつである「賃金制度」が整わなければ
「ビジョン実現型人事評価制度」は実践できません。
そこで本書では、これまで語られることのなかった「ビジョン実現型人事評価制度」における
「賃金制度」のつくり方・見直し方を初公開します。
4ステップでわかりやすい賃金制度
本書で紹介する「賃金制度」は
ステップ1 「グレード(社員育成のステップ)」の段階数を決める
ステップ2 各グレードの給与を決める
ステップ3 役職手当を決める
ステップ4 基本給を決める
のたったの4ステップで作成できます。
ただし、作成しても運用できなければ意味がありません。
そこで本書では、賃金制度をつくり、新しい賃金制度に移行、運用する一連の流れを
架空の会社A社をモデルにシミュレーションしています。
賃金制度の作成、移行、運用に必要な各種エクセルシートも
ダウンロードできるようになっているので、
本書の順番通りに進めていただくだけで、
「人を育てる賃金制度」が完成、運用できます。
最後の章では、「ビジョン実現型人事評価制度」の核となる「経営計画」「評価制度」の
構築・運用法も紹介。この一冊で、「ビジョン実現型人事評価制度」の全体像もわかります。
人が辞めない・人が育つ・会社も育つ賃金制度のつくり方の決定版です!
著者について
山元 浩二(やまもと こうじ)
日本人事経営研究室株式会社代表取締役。1966年福岡県飯塚市生まれ。成蹊大学卒業後、大手地方銀行入行。新規開拓先進者として活躍、行内ナンバー1の実績を残す。
銀行退職後、コンサルティング会社で経験を積み、独立。2001年の創業以来、成長を続けている。人事評価制度改革に関わった500社のコンサルティング実績を生かし、独自の
「ビジョン実現型人事評価制度」を確立。人事評価制度の導入、運用に失敗した中小企業の救世主的存在になっている。
著書に『改訂版 小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい! 』(KADOKAWA中経出版)、『図解3ステップでできる! 小さな会社の人を育てる人事評価制度のつくり方【CD-ROM付】』
『【CD-ROM付】小さな会社は経営計画で人を育てなさい!』(以上、あさ出版)などがある。
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