説明
創業から30年で世界トップにまで成長したファーウェイ。その勢力はアメリカが敵対的措置を仕掛けるほど。創業者任正非は、いかにして18万人もの組織を率い、圧倒的な競争力を生み出してきたのか? 任正非が重んじる36の言葉をもとに本質に迫る。
著者プロフィール
鄧斌 著/光吉さくら 訳/楠木建 監修
鄧斌 著
どん・ぴん
九三学社(中華人民共和国の衛星政党の1つ)党員、企業読書会「書享界」創業者、CEO。ファーウェイに11年間在職し、中国国内の事業計画やコンサルティング業務を担う企画・コンサルティングディレクターのコアメンバーとして活躍。退職後もファーウェイのマネジメントモデル研究の第一人者として、15年あまりにわたりファーウェイの動向を追い続けている。企業のマネジャークラス向けに講座「ファーウェイマネジメントの道」を通算300回以上開講し好評を博す。ファーウェイ出身のトレーナー、コンサルタント・マネジャー、デジタル・エコシステムパートナーなどハイエンド人材とのつながりも深い。
光吉さくら
みつよし・さくら
翻訳家、日本大学経済学部非常勤講師。お茶の水女子大学大学院博士前期課程修了。企業勤務を経て北京へ留学。帰国後、台湾ドラマ配給会社で日本語版制作を担当。訳書に『いつもひとりだった、京都での日々』、共訳書に『三体』(ともに早川書房)、『これぞジャック・マーだ』、『紫嵐の祈り』(ともに大樟樹出版社)など多数。
楠木建
くすのき・けん
1964年東京都生まれ。89年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋ビジネススクール教授。専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。共著書に『逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知』(日経BP)、著書に『ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件』(東洋経済新報社)、『室内生活 スローで過剰な読書論』(晶文社)など。
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