説明
◎リアルで面白い決算書分析の入門書!
「仕事や投資に必要だし、決算書を読めるようになりたい。
でも、決算書を読むのって難しい……」
このように感じる理由は、「決算書を読む面白さ」がよくわからないからです。
そこで、本書では、すべて実在する会社の決算書をもとに解説しているので、
会計の数字とビジネスの現実が結びつき、決算書を読むことが面白くなり、
次々と気になる会社の決算書を読みたくなります。
◎ビジネスにも投資にも効く! 50社以上の決算書をシンプルな図解で徹底比較!!
慣れないうちは数字の羅列にしか見えない決算書も、
シンプルな「比例縮尺図」にすれば、その構造を直観的に理解でき、
その会社が「儲かるビジネスモデル」をどのようにつくり出しているのかがざっくりわかります。
本書では、様々な業種に属する50社以上の会社の決算書を
「比例縮尺図」にして図解しているので、たくさんの決算書を一気に読み込むことができます。
本書で数多くの会社の決算書を読み込むうちに、決算書を速読するコツをつかむことができ、
ビジネスにも投資にも武器になる「会計思考力」を強化できます。
また、各セクションで、同業種または異業種に属する複数の会社の決算書や、 同一会社の年度別の決算書を、ひと目で比較できるように並べて掲載しています。
そのため、決算書の共通点、類似点、相違点が見つけやすくなり、
業種で共通する特徴、各社の経営の現実(現況)やビジネスモデルの独自性を簡単につかめます。
■本書で掲載している決算書の「図解×比較」の事例
ホークス vs タイガース vs ファイターズ
川崎フロンターレ vs 浦和レッドダイヤモンズ vs 楽天ヴィッセル神戸
丸井 vs 三越伊勢丹HD
伊藤忠商事 vs メディパルHD
キーエンス vs 信越化学工業 vs 日本電産
アルペン vs ゴールドウイン vs ワークマン vs スノーピーク
DCM-HD vs ニトリ vs MonotaRO
くら寿司 vs スシローGHD vs ゼンショー
任天堂 vs 第一三共 vs トヨタ自動車
大垣共立銀行 vs 三菱UFJ銀行 vs セブン銀行
Google vs Facebook vs Zoom
Amazon vs ZOZO vs 楽天
Netflix vs Spotify
著者プロフィール
矢部 謙介(やべ けんすけ)
中京大学国際学部・同大学大学院経営学研究科教授。専門は経営分析・経営財務。1972年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒、同大学大学院経営管理研究科でMBAを、一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)を取得。
三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)および外資系経営コンサルティングファームのローランド・ベルガーにおいて、大手企業や中小企業を対象に、経営戦略構築、リストラクチャリング、事業部業績評価システムの導入や新規事業の立ち上げ支援といった経営コンサルティング活動に従事する。その後、現職の傍らマックスバリュ東海株式会社社外取締役や中央大学大学院戦略経営研究科兼任講師なども務める。
著書に『武器としての会計思考力』『武器としての会計ファイナンス』『粉飾&黒字倒産を読む』(以上、日本実業出版社)、『日本における企業再編の価値向上効果』『成功しているファミリービジネスは何をどう変えているのか?(共著)』(以上、同文舘出版)などがある。
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