説明
変化の激しい時代、たった1つの正解があるとは限らない
ビジネスの問題を解決するための思考法
変化の激しい時代、しかもたった1つの正解があるとは限らないビジネスにおける問題で必要なのは、「Sense」を起点とした問題解決の思考法です。
「問題解決」というと、戦略コンサルタントによる「ロジカルシンキング」や「仮説思考」「フレームワーク」など、論理的思考を駆使したものを想像されるかもしれません。
あるいは最近は「デザイン思考」や「アート思考」など感覚的な問題解決のアプローチに注目が集まっているので、そのようなものを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
「論理」による問題解決と「感覚」による問題解決は二律背反のものとしてとらえられがちですが、実際にはコインの表裏のように不可分のものです。
本書で紹介する問題解決のアプローチの「あたらしさ」は、感覚的な部分「センス(直感)」や「ストーリー(感情)」と「セグメント(論理的分析)」を掛け合わせるところにあります。
ずばり、「問題」をSense(直感)でつかみ、解決可能な「課題」にSegment(切り分け)して、「解決策」をStoryで腹落ちさせるのです。
著者プロフィール
長田英知
ながた・ひでとも
Airbnb Japan株式会社 執行役員。1974年生まれ。東京大学法学部卒業後、日本生命を経て、埼玉県本庄市の市議会議員に全国最年少当選(当時)。その後、IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社、PwCアドバイザリー合同会社等で戦略コンサルタントとして、スマートシティやIoT分野における政府・民間企業の戦略立案に携わる。2016年Airbnb Japan株式会社に入社、2017年より現職。そのほかの外部役職として、2018年よりグッドデザイン賞審査委員、2019年より京都芸術大学クロスデザイン学科の客員教授を務める。著書に『プロフェッショナル・ミーティング』『いまこそ知りたいシェアリングエコノミー』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『たいていのことは「100日」あれば、うまくいく。』(PHP研究所)がある。
レビュー
レビューはまだありません。