法人税申告書の書き方がわかる!~日々の経理処理から申告までを徹底解説!
申告・納税する立場に立った法人税申告の解説書『法人税申告の実務全書』令和4年度版目次
申告・納税する立場から法人税申告の基本と要点を解説!
令和4年度税制改正に対応した最新版『法人税申告の実務全書』発売!
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法人税の申告は毎年、必ず行わなければならない業務です。
どれほど会計ソフトが便利になろうとも、法人税申告の仕組みを体系的に理解しておかなければ、節税策を講じることもできないでしょう。
また寄付金や交際費のように損金算入限度額を考慮しておく必要があるものについては、日常の税務処理のときから適切にこなしていくことも大切です。
本書『法人税申告の実務全書』は申告・納税する皆様の立場に立ち、日々の経理・税務処理や決算調整から、法人税申告書の作成までを総合的に解説することを目指した実務書です。
ともすれば、税の解説は、課税庁がリードし、納税者側はその解説に従って実務処理を行なうことになりがちです。しかし、日常取引の背景や取引に至った経緯などを最もよく承知しているのは納税者自身であり、取引内容に適した法解釈は納税者の説明を前提に行なわなければなりません。そのためには、どのような証拠書類や説明資料を税務調査に際して提示すべきか、さらに、どのような取引を行なうことが節税上有効かなど、経理処理以前のことも知っていなければなりません。
『法人税申告の実務全書』はじめに(初版:平成5年)より
項目ごとに設例と計算例を収録し、きめ細かく解説した本書は税理士、企業の経理担当者といった、法人税申告にかかわるすべての人に役立つ一冊です。
『法人税申告の実務全書』の特長
『法人税申告の実務全書』は申告・納税する皆様の立場に立った解説を主とし、法人税申告の手続きはもちろん、次のようなポイントをまとめることで、申告のお手伝いをいたします。
納税者目線だから「節税のポイント」も逃さずチェック!
本書は法人税申告の仕方を説明するだけではありません。
毎日の経理で活かせる「節税のポイント」もチェックでき、“申告する側”の立場に立った勘どころを逃しません。
本書を使えば、たんに経理処理することだけでなく、どうしたら損金の額に算入できるかをはじめとした節税対策もできるようになります。
日常の経理業務も「処理の要点」でポイントをつかめます!
項目ごとに「処理の要点」で注意ポイントを記載。
普段の経理業務のときから注意しておきたいポイントを指摘しています。
要所要所に設例を置き、仕訳や計算式を示して処理の仕方を解説しているので、多忙のなかでもポイントをつかみ、処理を間違えないような配慮が施されています。
税務調査を想定して、法人税申告書作成を進められる!
項目ごとに「税務調査で目をつけられやすいポイント」と、それに対応するために用意すべき「証拠資料」の揃え方も解説しています。
申告書を提出した後、税務調査があった場合の備えにも活用できます。
「修正申告」の処理や「消費税との関連処理」にも対応!
「修正申告」が生じた場合の処理も図表を交えて解説しています。
・決算締切後に計上漏れが発覚したら?
・税務調査で指摘を受けたら?
もしもの場合、修正するには、どこに何を記載したらよいかを教えます。
さらに法人税申告の延長で「消費税との関連処理」にまで踏み込んで編集しています。
それぞれの経理処理に消費税が関係する場合も見逃しません。
巻末に法人税申告書の記載例やチェックリストを掲載!
巻末付録に法人税申告書の記載例を用意し、具体的な申告書作成の仕方を示しています。
設例に基づく法人税確定申告書の記載例
●別表一から別表十六(七)までの主要別表の中から21点
●事業年度分の適用額明細書
●道府県民税・事業税・特別法人事業税・地方法人特別税の申告書
●市町村民税の申告書
法人税申告書の作成チャートや主要別表ごとのチェックリストも用意しているので、申告書記入時の見落としも防げます。
『法人税申告の実務全書』の監修・編者
監修には日本税務会計学会の顧問・会長を迎え、本書の各章を20名以上の税理士により執筆し、“親切な実務全書”として書き上げました。
【監修者】多田雄司 氏(税理士)
昭和53年税理士登録。日本税務会計学会顧問、東京税理士会会員相談室委員、租税訴訟学会理事。
著書に『外形標準課税の申告実務ガイド』(税務研究会)、『事例でわかる「貸倒損失」処理の実務(共著)』、『詳解 消費税 軽減税率とインボイス方式の理論と実務』(日本実業出版社)などがある。
藤曲武美 氏(税理士)
昭和63年税理士登録。日本税務会計学会学会長、東京税理士会会員相談室委員、租税訴訟学会理事。
著書に『新訂・税の基礎』(経済法令研究会)、『法人税実務の新基軸 寄付金』(税務経理協会)、『役員給与税制の実務(共著)』(中央経済社)などがある。
『法人税申告の実務全書』の目次・構成
第1章 決算と申告
第2章 営業収益の計上
第3章 売上原価等の計算
第4章 利益の額・損失の額の計算
第5章 減価償却資産の償却費の処理
第6章 特別償却・割増償却
第7章 繰延資産の償却費の処理
第8章 営業経費の処理
第9章 営業外損益・特別損益の処理
第10章 引当金、準備金の処理
第11章 圧縮記帳の処理
第12章 国際税制
第13章 リース取引の処理
第14章 借地権等の処理
第15章 企業組織再編税制
第16章 欠損金の繰越しと繰戻しの処理
第17章 税額の計算
第18章 申告・納付手続き
第19章 グループ通算制度
第20章 消費税等の申告
◆付録
1.法人税申告書作成の手順
2.設例に基づく法人税確定申告書の記載例
3.法人税主要別表のチェックリスト
◆索引(五十音順)
発行:日本実業出版社
ページ数:1152ページ
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