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武器としての会計ファイナンス

¥1,870

製造元 : 日本実業出版社

カテゴリー:

説明

好評既刊『武器としての会計思考力』の著者によるシリーズ第2弾!

MBAレベルの会計とファイナンスは武器になる

いま、ビジネスの現場で最も役に立つのは、会計&ファイナンスの知識と言っても過言ではありません。
ROE、ROIC、EVAなどのファイナンスの考え方を反映した業績評価指標(KPI)が常識として扱われ、M&Aが日常茶飯事となった現在、これらを自在に使いこなして戦略を実現する「思考力」が、これからの時代を勝ち残るためのカギとなります。

本書では、外資系コンサルティング・ファーム出身の現役ビジネススクール人気講師が、前著でも取り上げた「会計思考力」をベースにファイナンスの領域にまで踏み込み、投資家や銀行などの資金の出し手を意識した戦略を読み解くことができ、かつファイナンスの視点をビジネスの現場に取り入れる「ファイナンス思考力」の習得法について、他のファイナンス本で挫折した人でも再現できるように教えます。

会計とファイナンスの基礎力をまとめてつかむ

本書の前半では、財務諸表とファイナンスの関係の読み解き方、利益とキャッシュ・フローの読み解き方、ビジネスモデルから損益分岐点をイメージするコツ、黒字倒産の見抜き方、資本コストの考え方、有利子負債コストや株主資本コストの算出法などを、リアルな企業の実例を交えてやさしく解説します。

会計とファイナンスを駆使して戦略を実現する

本書の後半では、ファイナンスをKPIに活用する方法、事業投資評価および企業価値評価の手法、M&Aを成功させるためのポイント、株価を高めるための資金調達法や株主還元法、配当と自社株買いの使い分け方などをカバーしています。

本書で事例として取り上げている企業

資生堂、ディー・エヌ・エー、江守グループホールディングス、アーバンコーポレイション、山崎製パン、エイチーム、商船三井、アマゾン、コマツ、ピジョン、ハウス食品、CoCo壱番屋、プリマハム、アサヒグループホールディングス、全日本空輸、バンダイナムコホールディングス、アップル ほか

章立て

はじめに
第1章 なぜファイナンスが必要なのか?ー会計とファイナンスの基本
第2章 利益とキャッシュ・フローを読み解くーキャッシュ・フローをマネジメントする方法
第3章 資本コストとは何か?ー投資家の期待を上回るための考え方
第4章 ファイナンス思考力をKPIに活かすー資本効率を上げるための業績評価指標
第5章 M&Aと投資判断のためのファイナンス思考力とは?ー企業価値を高める意思決定の方法
第6章 ファイナンス戦略を読み解くー企業価値を高めるための資金調達と株主還元
おわりに

著者プロフィール

矢部謙介
やべ・けんすけ

中京大学国際学部・同大学大学院経営学研究科教授。専門は経営分析・経営財務。1972年生まれ。慶應義塾大学理工学部卒、同大学大学院経営管理研究科でMBAを、一橋大学大学院商学研究科で博士(商学)を取得。

三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)および外資系経営コンサルティングファームのローランド・ベルガーにおいて、大手企業や中小企業を対象に、経営戦略構築、リストラクチャリング、事業部業績評価システムの導入や新規事業の立ち上げ支援といった経営コンサルティング活動に従事する。その後、現職の傍らマックスバリュ東海株式会社社外取締役や中央大学大学院戦略経営研究科兼任講師なども務める。

著書に『武器としての会計思考力』『武器としての会計ファイナンス』(以上、日本実業出版社)、『日本における企業再編の価値向上効果』『成功しているファミリービジネスは何をどう変えているのか?(共著)』(以上、同文舘出版)などがある。

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